バトゥ洞窟は、マレーシアのクアラルンプール郊外にある大きな洞窟。
観光スポットとして人気のある場所ですが、ヒンドゥー教の聖地で、多くの地元の方が参拝に来る場所でもあります。
そんなバトゥ洞窟をひと目見たく、わたしも実際に行ってきました。
ひと言で言えば、行ってよかった!
準備不足で時間のロスをしてしまったものの、ヒンドゥーの世界や自然の驚異を肌で感じられて大満足。
ということでこのページでは、失敗したからこそわかるバトゥ洞窟への行き方や、行った感想をまとめました。
- 自分に合うバトゥ洞窟への行き方を知っておきたい
- 服装や持ち物を知りたい
- バトゥ洞窟に行った人のリアルな感想を知りたい
という人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
バトゥ洞窟への行き方
バトゥ洞窟への行き方は、
の3通り。
電車で行く
- 移動の費用を安くすませたい
- 「旅」感を味わいたい
- 移動に時間がかかっても大丈夫
電車で行くときは、KTMコミューターのセレンバン・ラインに乗り、Batu Caves駅で降ります。
KLセントラル駅からだと、Batu Caves駅までの所要時間は約30分。
Batu Caves駅から、バトゥ洞窟(の前の広場)までは、サクサク歩けば約5分です。
駅からアクセスしやすい!
参考までに、KLセントラル駅からBatu Caves駅までの電車代は往復でRM5.2(約175円)。
片道だけでもチケットの購入ができます。
KTMコミューターは本数が少なく、時間帯によって、約30分または1時間に1本。
電車で行くときは、事前に時刻表を調べてからホテルを出発するのがおすすめです。
公式サイトの「Batu Caves – Pulau Sebang」から時刻表をPDFで見れるよ!
わたしは時刻表を確認してなかったり乗り過ごしたりで、時間がすごくかかってしまいました。
失敗談として笑、こちら
の記事を読んでみてください。車(Grabやタクシー)で行く
- 移動に時間をかけたくない
- 昼間に行く予定
- 自分のペースで、しかもラクに行きたい
KLセントラル駅周辺からの所要時間は、15分くらい。
渋滞があると20~30分かかります。
料金は、時間帯やタイミングにもよりますが、わたしが検索したときはGrabだとRM24~40(約800~1350円)でした。
タクシーだと、RM50~60(約1700円~2000円)。
Grabは東南アジアを中心に展開している配車アプリです。
事前に料金がわかり、アプリ上で決済もできるので安心。
ツアーで行く
- 他の観光スポットも効率よく周りたい
- マレーシアの歴史や文化を教わりたい
- クアラルンプール市内のホテルに宿泊してる
バトゥ洞窟へ行くには、現地ツアーを利用するのも1つの手。
他の観光スポットもセットになっていて、効率よく観光できるのが最大の魅力です。
クアラルンプール市内に宿泊しているならホテル送迎があり、ガイドさんが付くツアーなら歴史や文化の話を聞けます。
他の行き方に比べて費用はかかってしまいますが、個人で行くよりラクだし学べることも多いハズ。
バトゥ洞窟へ行くときの服装と持ち物
服装 | 持ち物 |
---|---|
・ヒザが隠れる丈のボトムス ・スニーカーまたはスポーツサンダルなど | ・肩が隠れるトップス・タオル ・日焼け止め、帽子など(必要に応じて) | ・飲み物
女性だけではありますが、露出の少ない服装で行くのがおすすめ。
肩やヒザが出ている服で行く場合、バトゥ洞窟に入る前に、服やサロン(腰に巻く布)を購入しなければなりません。
トップスは半袖でも大丈夫です。
洞窟の中は、地面が湿ってるから滑りにくい靴がいいと思う!
昼間は暑いので、飲み物やタオルがあると安心(飲み物はそこらじゅうで売っていますが・・)。
必要であれば、階段を登っている間の紫外線対策もするといいかもしれません。
帽子やサングラスは、お猿さんにとられないように気をつけてくださいね!
バトゥ洞窟に行った感想
バトゥ洞窟の前にある広場に着くと、まず目に入るのが、金色に輝く大きな像。
この像は、ヒンドゥー教の神様のうちの1人「シヴァ神」の息子さん「ムルガン神」。
力や美の象徴とされていて、この像は約300ℓの金を使って作られたそうです。
実際に目の前にすると迫力がスゴイ!
バトゥ洞窟への階段を登り始めたのは、午後1時頃。
日本の夏ほどは暑くないものの、天気が良かったので汗ビッショリになりました。
午前中か夕方の方が涼しくていいのかも?!
洞窟の中は、気温は外より低いけど湿度が高くて蒸し暑い感じ。
今朝、雨が降っていたせいか、上の方からポタポタと水が滴ってきます。
洞窟の中には寺院が2つあり、本格的に祈りをささげる地元の方や、熱心に写真を撮る観光客で賑わっていました。
もちろん寺院としても荘厳な雰囲気で興味深かったですが、より魅かれたのは鍾乳洞。
ここの鍾乳洞は4億年の歴史があるらしく、静かながらも力強い地球の活動の一部を、肌で感じられたような気がしました。
洞窟の壁際には、ヒンドゥーの神様たちがたくさん。
神様たちの像を見て周るのも興味深かったです。
でも思ってたよりカラフル笑
鍾乳洞の中を一通り見学し終わり、カラフルな階段を降り終わったのは午後2時前。
ゆっくり見学したつもりでしたが、バトゥ洞窟の所要時間は1時間弱でした。
もし時間に余裕があれば、バトゥ洞窟の帰りに寄ってみてほしいのが「SRI RAMAYANA CAVE」。
バトゥ洞窟からBatu Caves駅に向かう途中にあります。
ヨガを勉強していることもあり「ラーマーヤナ」の言葉に反応し、入ってみることにしました。
ラーマーヤナとは、インド古来から伝わる叙事詩の1つ。
ヒンドゥー教の経典の1つとなっており、ヨガの根本的な教えを学べるものでもあります。
入場料は10MYR(約335円)、カード払いもできました。
洞窟を入る前にクリシュナやアルジュナの像(興味ない方はスルーしてね笑)があって、なんだかワクワク。
洞窟の中はラーマーヤナの物語の流れに沿って、1場面ごとに人形を使って再現されているようでした。
何場面も細かく作られていて、完成まで大変だったろうなぁ。
ラーマーヤナの内容をきちんと理解してたら、もっと楽しめたかも・・勉強不足
なんて思いつつ、奥にある階段を登ると見えてきたのが、大きく広がった洞窟。
人工的なライトアップはあまり好きではないけど、静かで涼しくて、ここで瞑想したら気持ちよさそう。
椅子が何脚かおいてあり、ここで少し休憩してから入り口にもどりました。
洞窟に入ってから出るまでの所要時間は、約30分。
バトゥ洞窟の基本情報
地図と住所 | |
---|---|
営業時間 | 7:00~21:00 |
料金 | 無料 |
売店 | あり |
駐車場 | あり(有料) |
トイレ | あり(有料) |
バトゥ洞窟周辺には、売店やレストランがたくさんあります。
売店は観光地価格、レストランの価格帯はお店による感じでした。
バトゥ洞窟の行き方と感想まとめ
「バトゥ洞窟への行き方!交通や見学の所要時間も徹底解説!」について書きました。
KLセントラル駅周辺から出発する場合、片道の所要時間は、電車なら片道30~40分、Grabなど車なら15~30分。
見学の所要時間は、1時間~1時間半ほど見ておくとちょうどいいと思います。
他の観光スポットも効率よく周りたいときは、ツアーに参加するのもおすすめです。
それでは、あなたもぜひバトゥ洞窟を堪能してきてくださいね!
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