プルフンティアン島は、マレーシアの離島。
ホテルの目の前にはヤシの木が生えるビーチ、マリンアクティビティで見られる透明度の高い海や、たくさんの海の生き物。
リゾート気分、ダイビングやシュノーケリングを満喫するには、とってもおすすめのマレーシアの島です。
2024年6月にプルフンティアン島を訪れ、最高の思い出を作れました。
ファミリーやカップルで行くのがベストかもしれないけど、わたしのような1人旅でも十分に楽しめるリゾートアイランド。
- マレーシアでキレイな離島に行ってみたい
- プルフンティアン島が気になってるけど行き方がわからない
- 1人旅でプルフンティアン島に行くベストな行き方を知りたい
という人はぜひ参考にしてくださいね!
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プルフンティアン島の場所
プルフンティアン島は、マレーシア、マレー半島の東側にある離島です。
2つの島の総称が「プルフンティアン島」。
大きい島の方はブサール島、小さい島の方はクチル島と呼ばれています。
マレーシアで最大の空港「クアラルンプール国際空港」からプルフンティアン島までの最短アクセス時間は、3~4時間。
YouTubeにもアップした通り、トラブルがあって私は9時間半かかってしまいましたが・・笑。
でも、それでも「行って良かった!」と心から思っています。
プルフンティアン島への行き方
プルフンティアン島への行き方は、
の3ステップ。
日本から行く場合の行き方をまとめました。
Step1.クアラルンプール国際空港からコタバル空港へ
日本から最短時間でプルフンティアン島に行くには、まずはクアラルンプール国際空港へ。
そして、クアラルンプール国際空港で国内線に乗り継ぎ、コタバル空港へ向かいます。
コタバル空港の正式名称は、Sultan Ismail Petra(スルタン・イスマイル・プトラ)空港。
空港コードはKBRです。
クアラルンプール国際空港からコタバル空港に就航している航空会社は、以下の4つ。
- マレーシア航空
- エアアジア
- バティックエア
- ファイアフライ
クアラルンプール国際空港は広いので、乗り継ぎ時間に余裕があると安心です。
一方コタバル空港は小さな空港で、方向音痴な私でも、荷物の受け取りや到着ロビーで迷うことはありませんでした。
余談ですが、日程に余裕があれば、コタバルの街で前泊するのも一つの手。
わたしは前泊せずにプルフンティアン島に向かったのですが、予定通りにコタバル空港に着けず、その日のうちに島に到着できないのではとハラハラドキドキ・・。
その詳細は、この記事の最初の方に紹介してあるYouTubeにアップしているので、よければ見てみてください笑。
Step2.コタバル空港からクアラブスの港周辺へ
コタバル空港に到着したら、船が発着する港「Kuala Besut Jetty」へ向かいます。
正確に言うと港に直行するのではなく、向かうのは、乗船手続きをするための事務所があるKuala Besut Jetty周辺。
Kuala Besut Jetty周辺までの行き方は、
の、4通り。
どんな人が、どの行き方を選べばいいかをまとめておきました。
①~④のところをクリックしたら読み飛ばせるよ!
①事前にホテルに送迎をお願いしておく
- 交通費が高くても大丈夫
- 値段の安さより安心やスムーズな移動が優先
- 旅に慣れていない
一番ラクで安心なのが、事前に、プルフンティアン島で宿泊するホテルに送迎を依頼しておく方法。
コタバル空港
Kuala Besut Jetty周辺の送迎(車またはバス)、船のチケット、Kuala Besut Jetty ホテルの送迎(船)をすべて手配しておいてくれます。1人旅だと移動費用は他の方法に比べて高くなりますが、人数によっては安くなるかも。
移動費がかかったとしても、その分、心配材料がなく安心して島まで行けると思います。
②Grabやタクシーで行く
- 1人旅で、交通費が高くても大丈夫
- 2~3人の旅で、交通費を抑えられたら嬉しい
- 自分(達)のペースでサクサク動きたい
①の行き方の次にラクなのが、Grabやタクシーを使う方法です。
今回Grabを調べたときは、料金は片道約79~110MYR(2,654~3,696円)。
タクシーの空港から港までの料金は確認しませんでしたが、プルフンティアン島からの帰りに見た料金では、港から空港まで片道79MYR(2,654円)でした。
なので空港から港までのタクシー料金も同じくらいの値段かと
③公共バスを乗り継いで行く
- とにかく交通費の安さが優先
- 移動に時間がかかっても大丈夫
- かなり旅慣れしている
コタバル空港のインフォメーションカウンターで聞いたところ、公共バスを2本乗り継ぐと、Kuala Besut Jetty周辺まで行けるとのこと。
乗車時間やバス代は、そこまでは分からないと言われました^^;
車で1時間ちょっとの距離なので、予想するに、市バス的なものなら2時間~2時間半くらいかなと思っています。
地元の人が利用するようなバスなら、数十円、高くても数百円なのではないでしょうか。
不確かすぎてスミマセン・・
④乗り合いタクシーで行く
- 1人旅、できれば交通費を安く抑えたい
- ある程度は時間に余裕がある
- 少しは旅慣れしている
今回、わたしが採用した行き方はコレ。
1人旅で交通費を抑えたいものの、公共バスはハードルが高すぎると感じて、乗り合いタクシーで行くことにしました。
コタバル空港のロビーある黄色い看板の窓口で、予約はせずその場で申し込めます。
料金は、片道80MYR(2,688円)を、その時に集まったお客さんの人数で割るシステム。
何人集まるか、いくらになるかはその時にならないと分かりませんが、「旅感」もあって楽しかったです笑。
この時は結局、わたしを含めて3人集まり、1人約26.7MYR(897円)。
お客さんのうちの1人の男性の方が端数を支払ってくれたので、25MYR(840円)で乗れました。
お兄さんありがとう!
ちなみに帰りは、船の乗船手続きをしたお店で申し込み、港からコタバル市街行きの乗り合いタクシーに乗車。
料金は片道30MYR(1,008円)でした。
帰りはコタバルに滞在したから空港に行かなかったけど、空港行きも、もちろんあるよ!
Step3.クアラブスの港周辺からプルフンティアン島へ
事務所で乗船手続きが終わったら、歩いて港へ向かいます。
港までは、事務所の場所により徒歩1~5分くらいですが、事務所の人が先導してくれるはず。
桟橋に向かう途中で入島税と環境保全費を支払う場所があり、それらの支払いをしたら桟橋へ。
どの船に乗ればいいかは、先導してくれた事務所の人が教えてくれます。
船に乗ると、宿泊するホテルの名前を聞かれ、ホテルに近いビーチや桟橋で降ろしてくれます。
港からプルフンティアン島までは、片道30~50分。
船に乗り合わせたお客さんの宿泊場所を周っていくので、ホテルの場所やお客さんの数によって、乗船時間が異なります。
そして、プルフンティアン島に到着!
桟橋がなくビーチに船をつけて降りるホテルもあるので、濡れてもいい服装や、ショートパンツを着ていくのがいいかもしれません。
プルフンティアン島へ行くときにかかる費用
日本からプルフンティアン島に行くときにかかる費用(宿泊費・飲食代以外)をまとめました。
2024年6月時点の情報で、このときに実際に支払った金額や調べた金額です。
いつでも必ずこの値段、というわけではないと思いますが、参考にしてみてくださいね。
飛行機代
日本から直接、最短時間で行くのであれば、日本からコタバル空港までのチケット代(クアラルンプール国際空港での乗り換えが必須)。
ご存じの通り、利用する航空会社や出発時期と時間によって大きく値段が変わります。
クアラルンプール国際空港からコタバル空港まで、LCCも飛んでいるのですが・・
今回の旅で直前にチケットを取ろうとしたところ、なんと最安値が、片道1万円以上のマレーシア航空。
LCCで安くチケットを取りたい時は、早めの予約をおすすめします。
1~2ヶ月前に調べたときは当然のようにLCCが最安値(数千円)だったのに・・
ちなみに、クアラルンプール国際空港からコタバル空港に就航している航空会社は、以下の4つ。
- マレーシア航空
- エアアジア
- バティックエア
- ファイアフライ
マレーシア航空のみがフルキャリアサービス、その他はLCCに当たります。
空港から港までの移動代
事前に依頼するホテル送迎 | ホテルによる |
---|---|
タクシーまたはGrab | 片道1台79~110MYR(時間帯や車種により変動) |
乗り合いタクシー | ・空港にあるサービス:片道1台80MYRを集まった人数で割り勘 ・港周辺にあるサービス:片道1人30MYR |
公共バス | 不明 |
ホテルに送迎サービスを依頼したことがないので詳しい値段はわからず・・すみません。
ただし、ホテルに問い合わせてみて、上の表と金額を照らし合わせてもらえるとわかりやすいかと思います。
船代
片道30MYR(1,008円)。
いくつか事務所があり、35MYRだった、という人もいました。
船のチケットが買える場所(方法)は、
- コタバル空港で利用した乗り合いタクシーの案内所(先ほど書いた黄色い看板のところで、乗り合いタクシーと一緒に申し込み可能)
- Kuala Besut Jettty周辺に何ヶ所かある乗船手続き事務所(片道でも往復でも購入可能)
- プルフンティアン島内のホテル(Kuala Besut Jettty周辺で行きだけ買って、帰りはホテルで購入する場合)
- Klookでオンライン予約
の4つ。
わたしは、行きのチケットだけKlookで予約し、帰りのチケットは、行の船に乗る前に乗船手続き事務所で購入しました。
Klookだと片道1,118円(実際の請求は1,066円)。現地で買うよりほんの少し高いけど、安心のため事前に買ってみました。
帰りはホテルで買おうと思っていたのですが、Klookと提携している乗船手続き事務所の感じがとても良かったので、そこの事務所で事前に購入。
心配そうなわたしの顔を見て(笑)、「何かあったら直接電話くれていいからね」と言って電話番号のメモ書きを渡してくれた事務所のお母さん、感謝してます!
Klookで予約&購入した場合、乗船手続き事務所に指定されているのは2ヶ所。
わたしがたどり着いたのは、そのうちの1ヵ所「Perhentian Trans Holiday」という会社でした。
指定以外の事務所に間違えて行ってしまうと受け付けてくれません(経験談 笑)。
税金など
クアラブスの港から船に乗る前に、入島税と環境保全費の支払いが必要です。
どちらも、「マレーシア人」と「マレーシア人以外」の二重価格。
その差は4~6倍だけど、しょうがない・・
わたしがプルフンティアン島に行った、2024年6月時点での金額を下の表にまとめておきます。
入島税
マレーシア人 | マレーシア人以外 | |
---|---|---|
大人 | 5MYR | 20MYR |
子供(12歳以下) | 無料 | 5MYR |
障害のある人 | 無料 | 5MYR |
60歳以上 | 無料 | 5MYR |
環境保全費
マレーシア人 | マレーシア人以外 | |
---|---|---|
大人 | 5MYR | 30MYR |
子供(6~12歳) | 2MYR | 15MYR |
障害のある人 | 無料 | 無料 |
60歳以上 | 2MYR | 15MYR |
1MYR(マレーシアリンギット)=33.6円だとすると、
- 2MYR≒67円
- 5MYR=168円
- 15MYR=504円
- 20MYR=672円
- 30MYR=1,008円
支払う場所は、どちらも桟橋の手前あたり。
歩いていると引き留められるので、すぐに分かるはず。
入島税は小屋のような建物があり、張り紙に金額が書いてあります。
環境保全費は窓口のような外観で、支払う場所のすぐ上に金額が表示してあります。
どちらもクレジットカードやデビットカードが使えたよ!
支払いが終わると、それぞれの場所でチケット(領収証?)が渡されました。
プルフンティアン島への行き方まとめ
「マレーシア・プルフンティアン島への行き方を徹底解説!行くのにかかった費用も公開。」について書きました。
日本から行くには、飛行機の乗り換えや船での移動など、少し行きにくいかもしれません。
でも、行って良かったと思える景色や体験が、プルフンティアン島には必ずあると思います。
私はマレーシア国内の旅の間に行ったので個別にチケットやホテルを取りました。
ただし日本とプルフンティアン島を往復するなら、2~3泊のセットになったツアーや、航空券とホテルのセットで検討するとお得かもしれません。
この機会に、あなたも是非プルフンティアン島で素敵な思い出を作りに行ってみてくださいね!
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