2025年3月上旬、カンボジアのシェムリアップに行ってきました。
シェムリアップでの滞在は7泊8日ですが、直行便がないので、ハノイ経由で行くことに。
このページに書いたのは、
- 日本を出発してからハノイに到着するまで
- ハノイからシェムリアップ市街地に到着するまで
の旅行記です。
ハノイでの過ごし方や、カンボジアでの入国のこと、それぞれの国での空港からの移動方法についても書いています。
目次からも、気になるところまで読み飛ばせるので、ぜひ参考にしてみてください^^
カンボジア・シェムリアップ旅行記1日目:日本出発、トランジットのためハノイへ
カンボジア・シェムリアップ旅行記1日目は、トランジットのためまずはベトナム・ハノイに向かいます。
ホーチミンやバンコクでも乗り換えができますが、今回はハノイ経由で行くことに。
ハノイには夜に到着するので、1泊した翌日にシェムリアップへ向かいます。
成田国際空港でチェックインと両替
18時10分発の飛行機に備えて、16時頃、成田国際空港に到着しました。
人はややいましたが、チェックインも荷物預けも、さほど並ばずにサクッと完了。

今回JALのセールで予約した国際航空券は、エコノミーのハノイ往復で64,970円。
行きの便だけ座席の事前指定がなぜかできず、チェックインの時に指定しました。
自動チェックイン機で見た限りでは、窓側の最後の1席。よかった~。

事前に両替をしておらず、シェムリアップ現地で調達しようかとも思ったのですが、念のため50USD分だけ空港で両替。
もし足りなくなったら、現地でドルを調達しよう。

カンボジアの通貨はリエルですが、米ドルも普通に流通しています。
また、この日の為替は1ドル約148円ちょい。
空港内のいくつかの両替所を見て、一番手数料の安かったGreenport Agencyで両替しました。
手数料込みで1ドル152.57円。
実際に必要だった現金の額や、両替をするときの注意点などは、別のページにまとめています。

ラウンジで出発前のお楽しみ
飛行機はエコノミーでも航空会社の上級会じゃなくても、搭乗まで飲んだり食べたりしながらくつろげるのが、プライオリティパスのラウンジ。
成田国際空港の第2ターミナルにある、「I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo-」で、搭乗時間まで過ごします。


時間帯によっては、おにぎりや菓子パンなどの軽食だけのこともあるこのラウンジ。
今回は、ラーメンやパスタなどの食事メニューもしっかりありました。
でも今は、機内食も出るはずなので、軽いつまみ程度にしておきます。


JAL SKY WIDER
この日のハノイ行きは出発時間が遅れるようで、18時10分ごろに搭乗。
エコノミー席ですが、SKY WIDERという足元の広い機種です。
他の航空会社も含め、狭いエコノミーの国際線だと気分が悪くなってしまうのですが、SKY WIDERなら大丈夫。

前回マレーシアに行ったときもSKY WIDERで、快適に過ごせたんだよね。
世界一のエコノミークラスに認定されたというのも納得です。
19時20分頃、約1時間遅れで離陸。
JALの国際線で1時間遅れるのって珍しいと思うんだけど、どうなんだろう?
急ぐ旅でもないので、見たかった「モアナと伝説の海2」を再生開始しつつ、のんびりした気分で窓を眺めます。
いってきまーす!


成田からハノイに向かう間の食事メニューも大満足の内容。
それも含め、JAL SKY WIDERの搭乗記は、また別のページでまとめる予定です。
ハノイ到着
日本時間0時53分、現地時間22時53分、無事着陸。
出発は1時間遅れだったけど、到着は予定時刻より約20分遅れただけ。
入国審査場も混んでおらず、わりと早めに到着ロビーに出られました。

今日は空港近くのホテルを予約していて、徒歩で25分位の距離。
口コミを見ると歩いて行く人もいるようだったけど、時間が遅いのと眠いのとで、Grabを呼んでホテルに向かいます。

Grabを呼んだのは、到着ロビーからすぐ外に出たところの前の道。
Grabを呼ぶときは、自分がどのあたりにいるか、柱番号をメッセージで伝えるのがおすすめ。
上の写真なら柱番号7番なので、「I’m at No.7」「I’m waiting at No.7」のような感じ。
1日中、人も車もたくさんなので、ドライバーさんに見つけてもらいやすい&自分がドライバーさんを見つけやすいです。
時間帯的な問題か、やや少ないものの、それでも「タクシータクシー!」の客引きのドライバーさんは数人いました。
でも、インドネシアよりはしつこくない。
Grabを呼ぼうとするも、なかなか電波がつながらない・・
楽天モバイルを使っているんだけど、こんなことは初めて。
23時53分、空港のフリーWiFiも弱かったけど、どうにかGrabを呼べてホテルへと向かいました。


Grabの運転手さんが何かを言いたいらしく、運転中にGrabアプリ経由でメッセージを送ってくるけど、ネットがつながらないから見れない。
「ネット繋がらないから見れない」って英語で言っても、英語が伝わらず。
そして私は、ベトナム語は「こんにちは」「ありがとう」以外は、さっぱりわからない。
Grabアプリだと翻訳機能がついてるから、それで会話をしたい様子。
それからほどなくして、0時ちょうどにホテル到着。

車を降りるとき、なぜか不満げな顔の運転手さん。
そして、さっき画像でも載せたけど、Toll(通行料)25,000VND(約147円)て高くない?腹いせ?なんて思ってしまった。
まぁでもホテルに送迎を頼んだら100,000VND(約587円)らしいので、合計でそれよりは安くすんだからいいか笑。
3月上旬のハノイは、まだうっすら寒い。
今日は風が強いのもあり、気温以上に寒く感じるのかも。

温かいシャワーを浴びてホッとしたところで、ホテルのWiFiにつないでGrabアプリのメッセージを開いてみると、「明日はどこへ行きますか」だって。
なんだ、営業したかっただけかい。
そんなことより、明日の出発時間までゆっくり寝ようと思います。
おやすみなさい。
カンボジア・シェムリアップ旅行記2日目:ハノイからシェムリアップへ
カンボジア・シェムリアップ旅行記2日目は、いよいよシェムリアップに向かいます。
ハノイからシェムリアップ市街地に到着するまでの旅行記です。
空港近くのホテルと楽天モバイルのこと
8時30分、おはようございます。
ハノイは今日も、風が強くて肌寒い天候。


ゆっくり寝て脳みそが回復したところで、いろいろ調べて操作してみると、楽天モバイルも復活。
よかったぁ。
昨日の夜は暗くてわからなかったけど、ホテルの目の前は畑やグラウンド(?)があって開放的な雰囲気です。
グラウンドの向こうの方は空港で、離着陸するところの飛行機も見えました。

ホテルは、あるあるだけど、予約サイトで見る写真より3割減くらいのキレイさ。
でも、トランジットで1泊するならアリ、という感じでした。

チェックインの時は、口コミにあるような親切な感じのオーナーさんじゃないなぁと思ってたけど、ただ単に眠かったのかも。

深夜にチェックイン対応してくれただけ有難いとしよう
チェックアウトのときは奥様もいて、なごやかな雰囲気でした。
10時半前、ホテルをチェックアウト。
トランジット滞在のハノイでは、現金を使うつもりが一切なく、ベトナムドンの現金も全く用意していません。
ということでチェックアウト後は、Grabを呼んでさっさと空港に向かいます。




この時のTollは13,000(約76円)VND。
これが正規の値段な気がするけど、昨日のは何だったんだ。
日本円にしたら大した額じゃないかもしれないけど、この解せない感じが好きじゃないんだよなぁ。
ハノイ・ノイバイ国際空港とSong Hong Premium Lounge
10時38分、ノイバイ国際空港・国際線ターミナル(T2)に到着。
この時間は混雑しておらず、ホテルから約5分で空港に到着しました。


航空会社によっては、混んでいるカウンターもあったけど、ベトナム航空はそうでもない。
さほど待たずにチェックインと出国手続きができました。




ハノイ・ノイバイ国際空港も、キレイだなぁ。
出国前のエリアも出国後のエリアも、いろんなところがピカピカで、至るところに清掃員さんがいるのを見かけました。


さて、ハノイ・ノイバイ国際空港でプライオリティパスが使えるラウンジは、「Song Hong Premium Lounge」。
プライオリティパスの恩恵を享受するべく、ここでブランチタイムです。


今日のこの時間は、大混雑。
席に案内されるまで待つ時間があり、好きな席には座れず指定制でした。


飲み物や食べ物の種類は、とても充実しているラウンジだと思います。
お腹がペコペコだったので、洋食系・和食系・メインもデザートも一通り食べ、生春巻きやフォーも爆食いさせてもらって大満足。
ごちそうさまでした!







フォー美味しかった!


ノイバイ国際空港からシェムリアップ・アンコール国際空港へ
飛行機の出発時間は12時50分、搭乗時間は12時。
12時少し前に搭乗ゲートに来ましたが、乗客はまばら。
あんまり乗る人いないのかなぁ?


12時15分ごろに搭乗が開始。
座席はほぼ満席で、みんなけっこうギリギリで搭乗ゲートに集まったみたい。




この日乗った飛行機は、ベトナムエアライン。
ハノイからシェムリアップに向かいますが、途中のラオス・ルアンパバーンでテクニカルストップがある便です。



ハノイ
シェムリアップ直行便はもちろんあるけど、安かったから取ってみた安いと言っても、17,410円。
直前に予約したので、事前にチェックしてあった価格から比べると、少し高くなっていました。
毎回同じことをしてますが、チェックした時にさっさと予約しておけばよかった笑。
12時55分、ラオスとシェムリアップに向けて離陸。
やっとシェムリアップに行ける!ワクワク。


ということで、ルアンパバーンを経由し、15時47分に無事シェムリアップ・アンコール国際空港に着陸しました。
16時10分に到着予定だったので、早めに到着です。


空港でアライバルビザ取得
事前にビザを取得しておらず、空港でアライバルビザを申請&取得。
出国審査の手前にタブレットが設置されたテーブルがずらっと並んでいて、まずは各自でタブレットに必要情報を入力。
最後の画面をスマホで写真に撮り、それを支払窓口で見せるという手順でした。





タブレットが並んでいるエリアに係の人がいて、申請手順を親切に教えてくれた
観光ビザの料金は30USD。
クレジットカードで決済できます(わたしはデビットカードで支払い)。
カンボジアに入国するとき、日本国籍ならビザが必要。
ビザとは別に、空路なら出入国カードの電子版「e-Arrival Card」のオンライン申請も必要です。
e-Arrival Cardの申請は無料、アプリもあるようですが、わたしは下記HPの「Submit e-Arrival」からブラウザ版で申請ました。
こうして、アライバルビザの申請と取得、入国審査も無事完了。
どちらも混んでおらず、ほぼ並ばずに到着ロビーに出られました。
シェムリアップ・アンコール国際空港からシェムリアップ市内へ
16時25分、到着ロビーから外に出ると、まっさきに声をかけてきたのがエアポートバスのスタッフさん。
「エアポートバス?」と声を掛けられたので、「イェス」というと、「次は5時出発、それでよければカウンターに来てね」という感じ。
初めからエアポートバスで市内まで行く予定だったので、素直に着いて行きます。


なぜバスのスタッフさんがわざわざ到着ロビーの出口付近にいたのか謎だけど、少し会話を交わした感じではいい人そう。
他の観光客とのやり取りを見ていても、丁寧で親切、にこやかな感じでした。
エアポートバスのカウンターがあるは、到着ロビーから外に出たら、向かって左側に歩くとすぐ。
自動ドアがあるガラス張りになっていて、中に待合室もあります。


というわけで、きっと帰りもバスに乗るだろうと思い、チケットを往復で購入。
片道8USD、往復15USD、支払いにカードは使えず現金のみでした。




往復で買うと白いカードを渡され、帰りのバスに乗るときにこれを見せるみたい。
失くさないようにしなきゃ。
バスの出発時間17時まで少し時間があったので、待合室から外に出て、シェムリアップ・アンコール国際空港を観察。
ざっと見まわした感じだとタクシーの客引きもいなくて人も車も少なくて、鳥の鳴き声も聞こえて、なんだかいい感じ。
夕日が差していたせいかもしれないですが穏やかでのんびりとしたような雰囲気が、個人的には好感が持てました。


バス出発時間の10分前、16時50分にスタッフさんの誘導でバスへ移動。
大きな荷物は下の荷物入れへ。


バスはそれなりに足元が広く、快適な乗り心地。
予想外に大きいバスでした。




ちょうど夕日の時間帯で、車窓からの夕日がキレイ。
シェムリアップ市内が近づいてくると、空気がかすんでいたりバイクが増えてきたり、「東南アジアに来た感」な景色です。


バスが出発してから約1時間後の18時5分、シェムリアップ市街地に到着しました。


バス停の場所は、アンコール免税店(CDF Angkor Duty Free Store)。
以前は何箇所かに停まるようでしたが、現在のエアポートバスが停まる場所は、この1箇所です。
さて、これからカンボジア・シェムリアップでの滞在が始まります。
カンボジア・シェムリアップ旅行記【前編】まとめ
「カンボジア・シェムリアップ旅行記【前編】日本出発からシェムリアップ市内到着まで」をお読みいただきありがとうございました。
カンボジア・シェムリアップまで日本からの直行便はなく、今回はハノイ経由で向かいました。
日本からハノイ、ハノイでのトランジット、ハノイからシェムリアップと、おかげさまで大きな問題などなく楽しみながらできたのではと思います。
シェムリアップ滞在中のブログは、また次回の旅行記で。
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