MAXSIMは、香港のThreeHKという通信会社が出しているプリペイドSIMカード。
その最大の特徴は、30日間8GBの高速通信が使えて2,200円という安さなんです。
安いけど大丈夫かなぁなんて悩んでいたのですが、値段に釣られて購入。
ハワイ旅行で使ってみたので、使用感や問題点などをまとめてみました。
まいちょっとだけ我慢ポイントあるけど問題なく使えた！
- ハワイなどアメリカ圏への旅行中に使う安いSIMカードを探してる
- MAXSIMが気になってるけど不安。使った人の感想を知りたい。
- 海外でSIMカードを使うのが初めて。設定方法は？
という人は、ぜひ参考にしてくださいね！
ハワイなどアメリカで使える格安SIM「MAXSIM」の特徴
MAXSIMを使ってわかった特徴は、
の5つ。
①②③の補足説明と、④⑤に関連した電話のかけ方をまとめました。
アメリカの通信会社「AT&T」の回線を使用
「AT&T」はアメリカの大手の通信会社。
たとえばハワイでは、もうひとつの大手通信会社「T-mobile」より通信可能エリアが広いことで有名です。
青または緑色になっている地域が、AT&Tの通信可能エリア。
ピンク色になっている地域が、T-mobileの通信可能エリアです。
利用期間は開始後30日間
MAXSIMの利用期間は、利用開始後30日間です。
利用期間は、30日以内であれば、5日間でも7日間でもOK。
ただし有効期間が1年間なので、旅行に行く日程の1年以上前に買わないようにしてくださいね。
高速データ通信は8GBまで
高速データ通信ができるのは8GBまで、それを超えると速度制限がかかります。
速度制限がかかった場合は128kbpsで、インターネットサイトの閲覧には少しストレスがかかる状態です。
3～7日ほどの旅行日程ならあまり気にしないでもいいかもですが、長期の旅行の場合の利用は計画的に。
時間と国に制限があるけど通話無料
データ通信だけでなく、通話が無料でできます。
ただし、日本への発信は100分まで、アメリカは受信と発信を含め3,000分まで。
今回の滞在中にスマホを使って発信することはありませんでしたが、万が一の時があっても電話できるという安心感がありました。
付与される電話番号は香港の電話番号
自分がアメリカにいても、アメリカに電話をかけるときは、かけたい電話番号の先頭に国番号「+1」をつけるのが必須。
日本やアメリカへの通話は、香港から国際電話をかけている状態になります。
ハワイなどアメリカで使える格安SIM「MAXSIM」レビュー
MAXSIMを使った場所は、ハワイのオアフ島。
使用したスマートフォンは、SIMフリーの「Huawei p30 lite」です。
実際に使った時の使用感をまとめました。
電波やページの表示速度は問題なし
ハワイの、とくにオアフ島ではどこのエリアでも、電波やページの表示速度にはまったく問題ありませんでした。
街の中はもちろん、ビーチや山でも電波がきちんと届きます。
インターネットで検索したページも、サクサク表示できる状態（8GBの高速データ通信の場合）。
ただし、山の頂上や茂みの中だと、電波が一瞬弱くなる場所も。
しかし、ずっと電波がとぎれたままということはなく、LINEやGoogle mapは問題なく見たり使ったりできました。
長期滞在でも節約すれば十分なギガ数
1週間くらいまでの旅行なら、必要以上に使わなければ、高速データ通信可能な8GBは十分な量だと思います。
ただし、今回の旅行は20日間だったのと、あわよくばデザリングもしたかったので節約を心がけていました。
まい今思えば、2枚買っといてもよかったかも笑
Da BusやUberなど移動手段の検索をメインで使い、Googleマップやサイト検索は必要最低限。
動画視聴やSNSへのアップはwifiをつないだ時だけなど、ケチ気味に使ったおかげで笑、8GBを超えずにハワイから帰国しました。
デザリングが上手くできない
不具合があったのはデザリング。
デザリングをすると、デザリング元のスマホのデータ通信ができない状態に（デザリング先のスマホはデータ通信ができる状態）。
SIMがダメなのか、デザリング元またはデザリング先のスマホがダメなのかは解決できず、謎のままです・・。
ハワイなどアメリカで使える格安SIM「MAXSIM」の設定方法
MAXSIMには日本語の説明書が同封されており、基本的にはこの説明書通りでOKです。
しかし、少しつまずいた所や説明書では省かれている所があったので、実際におこなったセッティングを例にしてまとめました。
こちらでも使っているスマホは「Huawei p30 lite」。
機種によって操作が多少異なると思いますが、手順を
の2つに分けて書いたので参考にしてみてください。
①SIMカードの挿入
同封されているものは、説明書、台紙、SIMカードの3点。
スマホのSIMスロットルをあけるためのピンは入っていないので、必要な場合は忘れずに持っていきましょう。
SIMカードのサイズは、nano・micro・標準の3サイズに対応。
自分のスマホに対応している大きさに、切り目に沿って切り取ります。
スマホの電源をオフにしてSIMスロットルを引き出し、SIMを装着。
Huawei p30 liteはデュアルSIMに対応しており、下の写真はSIM2に入れたところです。
SIMスロットルを戻したら、スマホの電源をオンにします。
②スマホの操作
まずは、「設定」「無線とネットワーク」「モバイルネットワーク」画面へ。
「モバイルデータ通信」とSIM1「データローミング」をONにします。
スマホがデュアルSIM（SIMが2枚入る）に対応しており、SIM2にMAXSIMを入れた場合、SIM2のMAXSIMを有効にしておく必要があります。
設定方法は、「設定」「無線とネットワーク」「デュアルSIM設定」。
次に、「アクセスポイント名（APN）」「3」を選択。
「3」が自動で出てこない場合は、「右上の縦の点」「新しいAPN」をタップして項目を入力します（項目の内容は説明書の通り）。
「3」が自動で出てきた場合は、「APN名」が異なっている場合があり、修正が必要です。
例）
「mobile.lte.three.com.hk」：
「mobile.three.com.hk」：
APNの項目がすべて正しく選択または入力ができると、SMSが送らてきます。
このSMSが来ると、無事に回線が開通した証拠。
「Your mobile no. is：」の後が、付与された電話番号です。
SMSが来た直後にはインターネットがつながらず、そのまま4～5分ほど放置しているとつながりました。
また、電話番号はどこにも教えていないのに、滞在中に2回ほど着信が。
使いまわしの番号なのかSIM会社からだったのか分かりませんが、こわかったので出ませんでした笑。
まい電話には出なかったけど、最初から最後まで無事使えた！
電話がかかってきたときはビックリしましたが安さを考えると、しょうがないかなぁ～という感じ。
あまり気にせず過ごしていました。
同じような状況で電話に出たことがある人がいたら、どんな内容の電話だったのか教えてください笑！
ハワイなどアメリカで使える格安SIM「MAXSIM」まとめ
「安すぎてコワい⁈ハワイなどアメリカで使える格安SIM「MAXSIM」レビュー！」について書きました。
MAXSIMは、パッケージや値段を見るとやや不安でしたがコスパには大満足。
大きな不具合はなく、とくにハワイでは通信可能エリアが広いので、デザリングをのぞけば快適にデータ通信ができます。
30日間8GBで2,200円なら、不明な着信があっても我慢できました笑。
格安SIMカード「MAXSIM」をぜひ検討してみてくださいね！
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